あの子が持って行ってくれたもの

もう二週間になるのか。
体力的にはガタガタになっているけれど、あの子はたくさんのものを持って行ったくれたんじゃないかと考える。

丁度あの週から。
仕事面で苦しいけれど、以前のようにキリキリと、それでいて余裕を持って働けている。
あまり好きな分野のサイトではないのだけれども、仕事内容は元々希望していたものだし、文句を言わなければ充分やっていけるものになった。

うつ病の原因の一つが仕事であっただけに、この安定具合は非常にいい。

12月一杯で辞める予定であったけど、子供を産むのにかかる費用を計算したら、今の預金では全く足らない。
もう少し預貯金を増やしてからでもいいかな、と思うようになった。

更に言うと、勤めていた方が受けられる手当てが多いのも魅力の一つ。
身体の具合を見ながら、もう少し考えようかな。


相方が優しい。
「赤ちゃんが出来たかも」
そう言って妊娠検査薬で調べ、陽性反応が出てから、相方はとても優しくなった。
それまでが優しくなかった訳じゃない。
ただ、何かこれまでとは違うものを感じる。うまく言えないんだけれど。
流産してからは、これが更に強くなった。

もう、不安にならなくていいんだな、と思った。


以前ほどの不安感がない。
妊娠発覚後、薬の量を減らしていた。
この減らした状態でも生活していけることから、もうしばらく減らしたままでいよう。
そう医師と話し合った。
精神的な病気は、薬の量の加減が難しいらしく、せっかく減らせたならそれがいいということになったのだ。

幸い私は最初に処方された副作用が少ない薬と相性が良く、睡眠導入剤も最も軽いもので済んでいるので、このまま減らしていければ、飲まなくてもよくなるかも知れない。


仕事がうまくいきだして、精神的な不安が減り、意欲が少しずつ戻りだしている。
身体の方はもう少しかかりそうだけれど、無理のないエクササイズからやれば、問題はないだろう。


まるで、憑き物が落ちたようだ。
あの子は、私のというものを、たくさん持って行ってくれたのかも知れない。

これは母の受け売りなんだけれどね。
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by blue_wind_xx | 2005-11-08 18:13 | 日常