ただいま

月曜日に、突然相方の祖母が亡くなられたため、相方実家まで行っておりました。

たった二回しか会ったことのない方である為、相方のような痛みや悲しみは、多分ない。
それでも、五月にお会いしたばかりだったのに。

悲しむのはおばあさんとの思い出がたくさんある、子と孫と親戚縁者に近隣の方に任せ、その周囲には嫁の出番がたくさんある。
おばあさん、嫁ぶりを見せる機会をくれてありがとう。
これでお義母さんに、いい嫁もらったと思ってもらえる大切な時間をもらえたのだ。

が、私の知るお通夜、お葬式というのは、団地内でのことだ。それも公団。
1号棟3階の○○さんが亡くなると、敷地内にある集会場でお通夜と告別式をする。
そしてお通夜の席のご飯やらは、その1号棟の3階の奥様方総出で作るのだ。
みんな割烹着を着て、301号室の奥さんはから揚げを作り、305号室の奥さんはおこわを炊いて、308号室の奥さんは煮物を煮る。302号室のおばーちゃんが自前の漬物をたくさん持ってきていたりもする。
これまた敷地内にある酒屋からビールを数ケース運んでもらい、集会場の冷蔵庫なんかに入りきらないから、大きなたらいに各家から持ってきた氷を詰めてビール瓶を差して冷やす。

花輪や焼香台なんかは葬儀屋に頼むけれども、確か白黒幕も集会場の倉庫にあったような気がする。
進行やなんかも、団地内にやってくれる人が何人かいたし、葬儀屋さんに頼む場合もあったかな。

とにかく、忙しかった記憶がある。母が。
幸いなことに、私が高校に上がった頃には、近所で亡くなる方がなかったので、それらに借り出されたことはない。

相方宅は一軒家だし、広いから、多分家でお通夜をするだろうと、母から割烹着まで借りてお通夜のある昼に、ようやく席の取れた新幹線で向かった。
発作を起こさないように、事前に薬も飲んで、準備していたのだけれども、お通夜から立派な斎場を借りて行うことになっていた。

こうなると、お茶出しくらいしかやることがなく、せっかくの割烹着は出番なし。
それでも、持ってきたお茶菓子を相方のお兄さんのお嫁さん(つまりお義姉さん)と並べ、ビールを出し、家業でお世話になっているお宅のおばあさんの話し相手をし、色々がんばったと、思う。

翌日の告別式も、斎場側で手伝ってくれる人いたけど、とても賄える人数ではないし、手伝わなくていいと言われつつも、やっぱり動く。
動いていた方が、気が楽だ。
相方は懐かしい顔ぶれが揃って、話すことはたくさんあるだろうし、何故か私のことを邪険にするので、あまり近寄れない。
一人でぽつんとしているのも、非常に疲れるし、なにより精神的によろしくない。
告別式前のお弁当出しにお茶、食べ終わった人の片付け、端でくつろいでいる人のところに座布団を運んで。
しかし、やはりここでも割烹着の出番はない。

火葬場について、お別れを済まし、しばらく時間があるのでそこでもお茶だし、ビールを配って茶菓子におつまみ並べて。
あんまり忙しなく動いていたからか、お義母さん達から、時間かかるから先に家に戻るようにと進められて、相方実家へ。

少し二階で寝てしまった。

起こされて慌てて下に行くと、既にお坊さんが来ていて読経開始。
仏壇のある広い和室は、お客さんで一杯なので、襖開けて廊下で正座。
やはり板の間は痛いねぇ(笑)
これは初七日の法要なのだそうだ。
お盆真っ最中に初七日が来てしまうので、事前にすることになったらしい。
さすがにお盆は、お寺さんも大忙しなんだねぇ。

ありがたいんだか、なんだか判らない話をしてお坊さんが帰り、今度は精進払いに近くのレストハウスとやらへ。
ビール出してグラス足らないの追加して、灰皿もらってウーロン茶とオレンジジュースも出してもらって、包んでくれといわれたものを詰め、わらわらと動いて、そして終わる。


途中、数回発作が起きて、トイレと称して一人になれそうな場所に篭っては薬を飲むことを繰り返す。
相方に頼ったのは、斎場に薬を持っていくのを忘れて取ってきてもらった時と、席を外す時に一言声をかけたくらいだったと思うのだけれども、何かしてしまったらしい。
告別式が終わった夜も、相方実家傍に用意してもらった旅館で一人眠れず、廊下に出て迷惑かけないようにしていたし、お義母さん達には、具合悪いの「寝不足」で通っていたし。
いや、実際通夜の晩は、お義母さんと相方姉さんの飲みに付き合っていて、相当な寝不足ではあったのだけれども(だからみんなに納得されたしw)。

帰りの新幹線の中で、彼にとって私は邪魔だったと判明。
何が良くなかったのだろうか。
うっかり寝てしまったのは、かなりマイナスだったか。
嫁としてがんばったつもりなのだが、やっぱり、私は嫁に向いていないのかなぁ。
四十九日の法要は、うちのばーちゃんの具合が悪いこと話して、私だけ遠慮しようか。
こうして振り返ってみても、判らないんだよなぁ……
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by blue_wind_xx | 2005-08-12 14:28 | 日常