臓器提供意思表示カード

前にも書いたのだけれど、結婚前だったことに気付いて、書き直した。

臓器提供に対して、カードには三つの選択肢がある。

1.私は、脳死判定に従い、脳死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。
 心臓・肺・肝臓・腎臓・膵臓・小腸・眼球・その他(  )

2.私は、心臓が停止した死後、移植の為に○で囲んだ臓器を提供します。
 腎臓・膵臓・眼球・その他(  )

3.私は、臓器を提供しません。

さて、私が選んだのは「1」。
全臓器に○をした。

自分が死ぬ時、全部の臓器が使えるかどうか判らないけど。
C型肝炎になんか感染していたら、提供は絶対無理。眼球?角膜かな?これくらいは行けるのか?

そして一番の問題は、私が提供した臓器が、誰かに適合するかどうかということだ。
完全な適合はまず無理なんだろうな。
そうなると、最も適合すると思われる人に移植されるのだろうけれど、移植後合わない場合には摘出されてしまったり、最悪、その移植された人が亡くなってしまう。

別に無駄になるのはいいんだ。
もし、役に立つなら使ってよ、灰にしてしまう前に。
そのくらいの気持ちだ。
移植して、幸いなことに元気になる人が幾人か出るかも知れない。
その人達も、いずれ土に還る。
ちょっとばかり、私の身体の一部が遅れて土になるだけなんだから。

ただ、私が提供したばっかりに、亡くなったり、余計に具合悪くなったりする人がいたら、こんな辛いことはない。
いや、私はもう辛いと思うことは出来ない訳だから、辛いのは提供された人、その周囲の人、そして私の周囲の人。

提供された人とその周囲の人は、「これで元気になれる」という希望を持たされた後に、地の底へ落とされてしまうのだ。
考えただけで狂いそうだね。

私の周囲の人は、もしそのことを知ったら、どれだけ悲しい思いをするんだろう。
幸いというかなんというか、私が死んだら泣いてくれる人が幾人かいる。
動かなくなった私の身体から、臓器を提供することに同意して、それから本当に提供して、それらが相当な苦痛になることも容易に想像できる。
そうやって提供した臓器が、そんな事態になったら。


しかし、臓器提供を辞めようとは思わないんだな。
ものすごい我侭なのだけれどもね。
相方と両親には、この辺り、しっかり説明しておかないと。

五体満足で、働いて遊んで結婚して、それがどれだけ幸せなことか、知っているからね。
それを望んでいるのに出来ず、病院で一生を終える人に、触れたことがあるからね。
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by blue_wind_xx | 2005-02-16 14:30 | 日常