自分の性格に凹む

12日
ものすごく辛かった。
かなり精神的にまずかったらしく、強烈な嘔吐感が来るが何も吐き出せず、ベッドの上で苦しみもがく。
呑みたかったが一人で呑むのは更に追い詰められるような気がして呑めず。
一睡も出来ず。

原因は仕事の色々なので、退社前に出来る限りの対策を講じる。
これでよくならなかったら、辞めることも検討しようと思う。

マチルダさんを守って気晴らしをしてみる。

13日
前日の策が功を奏し、悩みの原因の半分くらいは片付く目処を立てられる。
やはり自分が動かないと回りは変わらない。
残り半分は私の努力次第、といったところか。
とにかく眠いが精神的には落ち着いく場所を見つけたので、なんとかなる。


前に同じ仕事をしていた人が、新しく入ったバイトの件でかなり辛いことになっている。
探りを入れてみたところ、やっぱり精神的にかなり追い詰められてて、やばい感じ。
「首切れ」
と、単刀直入に言う。彼女にはこう言ってくれる相手が必要なのである。

ワードもエクセルもできない、日本語の基本的な文法もだめ、電話対応ガタガタな人間を雇う意味はない。
それら全てが出来ても就職できないご時世、どうしてそんなのを守る必要があるのかと、懇々と説得する。

入れてしまったものは(彼女も面接に入った)自分が責任を持つ、という考えに縛られて、結局自分の仕事を何倍にも増やしてしまっている。
毎朝早く来て、バイトの指導をし、自分の仕事を片付け、バイトのしたことの後始末をして、帰るのは毎晩22時過ぎ。
給料分も働けない人間を雇う会社はなく、給料分以上に働ける人間が身体を壊しては、会社の不利益なんてもんじゃない。
何より、彼女がそこまでして守るべき人材ではない。

上司にもっとバイトの能力がないことをアピールし、契約を更新しない方向で進ませることを約束。
一時間かかった。

「どこまでもがんばろうとしてしまうから、目の前に出された仕事は引き受けちゃうけど、本当は誰か止めてくれ~と思う」

ああ、やっと本音が出たよ。


13日夜
これから帰る、と相方に電話。
さすがにいつもよりは早く帰る。それでも20時過ぎだけど。
ところが、晩御飯はいらないという。
声に元気もない。

電車の音がうるさくて、よく聞き取れなくなる。
ひとまず帰るよと告げて電車へ。

メール到着。
同僚が怪我をしたらしい。
相方の職場は工場で、かなり大きな機械が毎日毎晩動いている。
これのメンテをしている訳だから、怪我をしたとなると相当ひどい筈だ。

乗り換え駅で呑みに誘い、居酒屋で待つ。
ここのところ食道楽過ぎなので、庶民的価格のお店にする。
財布がまずいんだってば。
安いサワーとビールを呑みながら、相方の話を聞く。
怪我の原因は、三つのミスが重なって起きたらしい。
一つでもきちんとしていれば、この事故は起きなかったそうだ。

多いよね、あなたの職場、そういうミスからの大きな事故。
頼むから、あなたはそうはならないでね。

念を押す。何度も。

でも、彼がそこまで落ち込んでいるのは、電話で連絡を受けて現場に駆けつけたものの、溢れる血と機械に挟まれた同僚の砕けた手に、頭の中が真っ白になって、すぐに助け出せなかったからだった。

慣れちゃいけないことなんだけれども、でも一度経験したなら、次に動けるようになればいいさ。
それで落ち込むあなたなら、大丈夫、次はできる。

幸い(と言っていいのか微妙だが)、死に至るような事故ではなく、利き腕の怪我ではなかった。
今は切断することにならなければいいと、祈るくらいしかできない。

いつもやっていることだから、今日も大丈夫さ。そんなこと言ってないか?
ちゃんと作業に入る前に安全を確認しているか?
一人で危険な現場に入ってないか?
自分の扱っているものがなんであるのか、理解しているか?

彼の職場は、この大事な言葉を、どこかに置いてきてしまっているのかも知れない。


14日
この二日間を振り返って、自分の性格に凹む。
なんでこう、他人の面倒見てるんだろうねぇ。
私と話していて、相手の顔色がだんだん良くなっていく様を見るのはいい。
自分が必要な存在に、今なっていると実感できるから。
情けは人のためならず、だしね。

でもやっぱり、なんとかならんのか、この性格は orz
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by blue_wind_xx | 2004-10-14 18:04 | 日常